ベッドの中のダークマター
ある朝のこと。
起きて愛柴つばめに近づくとほのかに
芳しい香りが。
だけどトイレシートにはおしっこの跡が
あるだけでウンチは見えないし、側にある
ベッドの上ではいつものようにスヤスヤと
つばめが寝息をたてている。
とりあえずお湯を沸かし、トイレシートを
交換して淹れたてコーヒーを飲みながら穏やかな
朝の時間を愛柴を愛でながら過ごす。
やっぱり何かにおう。
いや…敢えて言おう！クサイッ！
ベッドでまどろむつばめに避けてもらって
恐る恐るベッドの上のタオルケットをめくる。
うおぉぉーーー！なんじゃこりゃ！？
そこには癒しを与えてくれるはずの安らぎと温もり
ではなく、ベッドを覆いつくさんばかりに
一面に付着した闇黒物質が…。
な、なぜ？ なぜこんな…？
信じられない光景。変わり果てた癒しの空間。
おまえさん、よくここで寝てたね。
ある意味で称賛にすら値するよ。
てか、最悪どっちかを選ばないといけないんだったら
トイレシートのほうだよね。いつもくつろいでるし。
もしかして犬の鋭い嗅覚が仇になったのかな？
早い段階で嗅覚やられて、無臭の極みに入ってた？
だとしたら不幸中の幸いか。
大急ぎでベッドとタオルケットを回収し洗濯。
つばめを拭いているときにふと鼻先がほんのり
茶色いことに気づく。
なるほど。 お前の鼻は既に死んでいる…。
まさに鼻が曲がる思いをしたに違いない。
かわいそうに💦
もっとアピールしてよ！大人しすぎるのも
良し悪しですね。
柴犬は我慢強い犬種だとはいうけれど、もうすこし
甘えたり要求してくれてもいいなぁ。
しみじみ思う今日この頃。
今週の休みは大嫌いなシャンプー確定！
バスルーム戦争じゃーーー( ｀ー´)ノ
しかも触らせたがらない鼻先を洗わなければ。
やっぱマズルコントロール的な練習は必要なのかな？
あまり嫌がる事するのも、なんだかなぁ～ですよね？
悩ましいところです。
片付けを済ませて慌ただしく出勤。溜息と共に始まった
一日でした。
少し遅刻気味、滑り込みセーフだったので上司から
軽めのジャブを打ち込まれたのは言うまでもない。
